| 受賞者の生産および経営の概要 農家の部4 |
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日本蕎麦協会長賞 |
| 受賞者 |
青木 一廣 |
| 所 在 地 |
北海道虻田郡倶知安町字富士見312番地 |
| 立地条件等 |
1.倶知安町は、北海道の南西部に位置し、札幌から50km。気象は裏日本型気候、春から夏は温暖、冬は降雪量多く、道内屈指の豪雪地帯。
2.周囲に羊蹄山があり、中央部に清流日本一の尻別川が流れる盆地。畑土壌の62%が火山性土で、透排水性良。自作地は羊蹄山麓にあり、石礫の多いほ場もあり深耕が難しい。借地は遊休地をそば栽培地に改良。
3.平年の農耕期間は4 月〜10 月、晩霜は5 月21 日、初霜は10 月5 日。 |
農家の概要
@ 経営耕地面積
A 農作物別作付面積 |
専業農家
52.6ha(畑:52.6ha うち自作地19.5ha)
そば30.5ha(畑)、麦類4.6ha、大豆5.0ha、ばれいしょ6.5ha、野菜.0.1ha、その他5.9ha |
そ ば 作
@ 品 種
A 面 積
B 10a当たり収量
C 収穫量(出荷量、出荷先)
D 品 質
E 耕種概要
10a当たり労働時間
機械化の現状
播種(10a当たり播種量)
収 穫
乾 燥
調 製 |
牡丹そば
30.5ha(畑)
124kg
37,890kg(20,655kg 道外製粉業者66%,道外そば店27%,道内製麺業者7%、
加工販売用:15,435kg)
未検査(水分16.0%)
2.8 時間
個人所有
グレンドリル(畦幅14.7cm)砕土・整地・施肥・播種同時作業 (条播4.9kg)
汎用コンバイン(収穫時黒化率:70%)(送風機付き穀類運搬機使用し、呼吸熱を低下)
遠赤外線乾燥機(水分20%程度まで通風乾燥し、その後加熱乾燥で水分16%に仕上げる)
粗選機、唐箕(粗選機により異物等を除去後に、唐箕選を実施) |
| 作付体系 |
小麦〜大豆〜ばれしょ〜そば(4 年輪作)(18.9ha)、そば〜緑肥(交互作)(11.6ha) |
技術上の工夫
経営の特徴等 |
1.自作地は4 年輪作、小麦作付け前に土壌分析し、有機物補給のためでんぷん粕を施用(自社工場品)、炭カルの施用。借地は石礫が多いため、休閑緑肥(野生種えん麦)による地力維持。透排水性改善のため、サブソイラーを施行。1人での作業を可能にするため、パワーハローとグレンドリルを改良し、砕土・整地・施肥・播種同時作業を可能にしている。
2.採種ほ産種子を購入(5 年毎)。自家採種は、隔離したほ場で採種。
他品種交雑を避けるため、栽培を希望する農家に牡丹そば種子を供給。
3.倶知安町で唯一そば栽培している農家で、30ha の「牡丹そば」を1 人で栽培管理するのが基本。低温貯蔵施設、石臼挽き製粉工場を併設した「農家のそばや羊蹄山」を経営し、年間28,000
人が来店。そば加工品、そば店の売上げは、農業粗生産額の57%を占め経営の基幹である。
4.そば店経営により、安全・安心、栄養性・機能性、美味しいそばづくりに努力し、地域の観光産業と連携し地域活性化の一助となっている。
5.今後は、遊休農地の活用で面積拡大。通年農業をさらに発展させるため、そば関連の加工食品の開発や充実を図り、雇用の場も提供したい。 |